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ラグ・マットのお手入れ方法

ラグ・マットのお手入れ方法

羊毛100%のマットやラグは耐久性が高く一生のお買い物です。
日常のお手入れでより長く良い状態が保てます。

ラグマットのお手入れ方法

羊毛100%のラグマットは耐久性が高く一生のお買い物です。日常のお手入れでより長く心地よくお使いいただけます。

テリエ・ド・ソティエのラグ・マットは猫ちゃんやワンちゃんも大好きで、必ずと言っていいほど上に乗ってきます。
「たまに爪でシャカシャカしちゃっても、そうそう毛が出てきたりはしないのよ」とよくお話にあがります。
そんな頑丈なラグ・マットですが、全ての工程が手作りですので機械織りのものとは違い、縁を一つ一つ丁寧にかがっている状態です。
ですので洗濯機で洗ってしまうとほつれてしまうことがありますので、洗濯機のご使用はどうかお控えください。
では、どのようなお手入れ方法ができるのか、これからお知らせしたいと思います。

普段のお手入れは掃除機で充分

使い始めのラグマットからはよく遊び毛がでます。
遊び毛とはほつれたり絨毯の糸の一部ということではなくて、糸と糸の間に挟まった余分な毛のことを言います。
ネパールの職人さんの最終工程で表面の毛足を整える作業があります。デザインによっては色の境目に深いカットを入れてちょっと立体的にしたりもします。
その整えてカットした毛が間に入り込んでしまいます。最後にブラシでよく洗うのですが、細かい繊維のため気にならない程度ですが残ってしまうわけです。
また遊び毛があることで、汚れを付けてしまっても拭いた時に遊び毛とともに汚れを落とすことができるので汚れが目立ちにくいという利点もあります。

ラグマットに掃除機を掛ける時は、毛並みに沿って掃除機をゆっくり掛けます。
自然素材のウールは化学繊維と比べて目が詰まっていて静電気も起こりにくく、ホコリやゴミが中まで浸透せず掃除機で取れやすい特徴があリます。
普段のお手入れは掃除機を掛けるだけで、充分長く清潔に保つことができます。

ペットの毛や髪の毛など掃除機で吸い取れないと感じたら、コロコロを使ったりゴム手袋でそっと撫でるようになぞると束になって取れやすいです。

塩を使って殺菌消毒

たまにするとオススメなのは、塩でのお手入れ。
全体に軽くふりかけて2〜3時間後、掃除機を掛けるだけで、殺菌の効果があります。
塩に含まれる塩化カルシウムには吸着作用があるので汚れを吸い取ってくれます。
小さい頃、塩を入れたビニール袋にぬいぐるみを入れてよく振るとぬいぐるみがきれいになるよと
おばあちゃんの知恵袋的に聞いてやってみたら、塩が茶色くなった記憶が。
これを大きな絨毯でも応用です。小さなお子さまやペットのいるおうちにも安心ですね。

また、塩はなにか液体をこぼしてしまったときにも、たくさんふりかけて1日置くだけで吸収してくれる優れものです。

塩と同様に重曹もよくきかれますが、
重曹はアルカリ性でウールのタンパク質を溶かしてしまうので、100%羊毛のラグマットには向いていません。
洗剤を使う場合もアルカリ性ではなく必ず中性洗剤をお使いください。

ちなみにウールには元々、抗菌性があり菌の繁殖を抑える効果があります。
自然のものはよくできています。

ラグ・マットの洗い方

テリエ・ド・ソティエのラグ・マットはドライクリーニングに出すかもしくはご家庭で水の手洗いが可能です。

ご家庭で洗う場合は中性洗剤を薄めた水を浴槽に溜め、そこに浸して手で押しながら洗います。
浴槽に入らないサイズの場合は外で中性洗剤を使って、ブラシでこすり洗いすることも可能です。
どちらの場合も洗剤の泡が出なくなるまで十分にすすいでください。

すすいだら、できるだけ水を絞って、ラグ・マットを中表にして風通しの良いところで陰干しします。

こまめに手洗いできるサイズではない場合

ダイニング用のラグ・マットであったり、外で洗うことができない場合、月1程度の雑巾掛けをお勧めします。
布を中性洗剤で溶かした水に浸し、固く絞って、ラグ・マットの毛に沿ってしっかり拭いてゆきます。
その後、水のみで固く絞った別の布で、洗剤が落ちるまで何度も拭きます。最後に乾いた布で乾拭きをして、直射日光の当たらないところで陰干しします。